飛騨高山ウルトラマラソン 顛末記その壱 - リライズランニングプロジェクト
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飛騨高山ウルトラマラソン 顛末記その壱

リライズ鍼灸院の行方です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
昨日は第2回飛騨高山ウルトラマラソンに出場して参りました。

結果から申し上げますと「完走」でございます。
いろいろな意味で嬉しさと安堵感があります。そして身体の痛みが
あります・・・・。

走ってみて本当に思いましたが、朝早く(スタート4:45)から道沿いで
応援してくれる地元の方々やエイドや給水でのボランティアスタッフのみなさん
の対応はとても有り難かったです。
これらなしには完走できなかったと思います。ありがとうございました。

さて、10㎞のラップと内容は以下の通りです。
エイドでの補給や着替え、トイレ時間などすべて込みでの時間です。


序盤は越前大野名水マラソンで痛めた右足腓腹筋の
肉ばなれ様の痛みがでないように心がけ、足を
「置きにいって蹴らない」走りを心掛けました。
10㎞すぎの登り坂でもキロ6分、平坦な場所ではキロ5分中盤~後半で
リラックス走ることができました。また、下りはどうしてもスピードが
出てしまう(ださないいけない・・)のですが、右脚の事を考えかなり
抑え気味に走りました。
ですから、上りで抜いた人に下りで抜かれるといった感じです。

4時45分1stウェーブでスタート!(2ndは5時00分)
DSC_04851.jpg
10km 1:03:56
20km 2:18:52
30km 3:27:18 
ここまでは順調、余裕もあります。
DSC_04911.jpg


40㎞以降は気温もあがり、発汗量も増えてきたため
エイド間もヨメさんにもらった塩タブレットを食べつつ走りました。
右足のケガが再発しなかったのはこれが大きいと思います。
40km 4:47:03   
50km 5:58:52
60km 7:31:32   

50㎞以降になるとボチボチ「脚にきます」し、集中力も途切れます。
『あとフルマラソン1本分』と思うと脚も重くなります。

70km 9:13:48 ←この辺が一番キツイ、マメもつぶれて激痛で声がでた!      


80km 10:44:56   
最終関門④(82.7㎞地点)の関門時刻は16:15ですが、私が通過したのは15:55頃だった
と思います。
ここまでくればその後の関門はフィニッシュのみなので
制限大会コース図・フィニッシュ時間を確認したところ(恥ずかしながら、一回も確認していなかった)

「100㎞フィニッシュ制限18時15分・・・・・・!」


つまり、あと2時間15分ほどで約18㎞を走らないといけない、

ここまで
「まぁまぁのペースできているから制限時間的なものは問題ないだろう」
「とにかく右足の痛みがでないことが大事だ」
と考えていましたのでかなり焦りました
さらに焦りを加速させたのはここまでのラップが落ちに落ちて
『5㎞-44分』なんてラップもあったからです。
 もしそのペースでいくと10㎞を1時間30分、20㎞だったら3時間となり、
残り持ち時間では足りなくなります。
しかもこの後千光寺のかなりキツイ坂が待っています。
(数年前高校サッカーのトレーナーをしていた時のコーチが今回参加し
ていて、彼は2ndスタートでしたが、60㎞付近で追いつかれその際
『千光寺の坂がかなりキツイ』ことを話していました)

『これはまずい』・・・と思い、通常エイド後は100mほど歩くのですが、
すぐに走り出しラップと制限時間を確認しながら、千光寺へ。
抑えていた脚もここまでくれば!としっかり蹴りながら走りだしました。
千光寺前の小さな坂も止まることなくそのまま千光寺の坂へ、
しかし実際目のあたりにするととても走る気がなくなってしまいました。
というか周りでも走っている人はいません。私も早歩きの感じで上りました。
このころは周りをみても私と同じ1stスタートゼッケン色の人は少なくなっていたので
より焦りました。

なんとか登り切り境内へ、この時点ではまだ90㎞に達していないので、
給水もそこそこに走りだしました。やっと境内をすぎて一気にくだりです。
 ここで一気にパワーを開放し、駆け下りましたそして90㎞通過・・この時時間は午後5時40分
あと35分で10㎞を走り切れば制限クリアです。
 
いつも走っているペースに比べればかなり遅いペースなのはわかっていますが、100㎞の
残り10㎞でその走りができるかは未知でした。

しかし残り10㎞以降はほぼ平坦なので「キロ6分」をキープできればいいはずと、
更にスピードアップ!脚は「温存」していたせいか、かなりよく動きました。
もちろん全体をみれば体はキツイ。
そして2.3時間前に抜かれた人(白鳥さん、ドラえもん)にも追いつき、
両足マメをつぶしながらもそのままゴール!


90km 12:48:19
100km 13:14:00  

????制限時間たしか14時間のはず。

あとで気が付いたのですが、フィニッシュ制限は18時15分ではなく
18時45分でした。
つまりあと30分ちかく余裕があったのです。 関門④では会場に用意してあった
『コース図・関門制限時間』を見ていたのですが,疲れによる思考能力の低下の
せいか勘違いしていました。
しかし、この勘違いがあったおかげで余裕をもってゴールできましたし、最後の
チカラがでたと思います。

何より先にも述べましたが、地元飛騨高山の方々の熱い応援と大会スタッフの
オペーレーションに拍手の気持ちです。(今のところ来年出る気がおきないが・・・)

ゴール後は完走メダルを授与していただき、市長と握手、そして市長へ一言
DSC_04871.jpg


   「千光寺の坂、長いよ!!」





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コメント

コメント(4)
素晴らしい!!
行方先生、100きろって本当に参加をしようと思うだけでもすごい勇気だと思います。それにチャレンジ、完走することは、周りの人たちにたくさんの勇気を与えたと思います。すごいです!!きっと治療にもそんな経験が生きてくるんでしょうね。がんばってください。

鍼灸マッサージ院はら

2013/06/11 12:17 URL 編集返信
ありがとうございます。
先生、コメントありがとうございます。でもほんの少しの体調の変化やミスがあったら多分完走できませんでした。運もあったと思いますよ。とにかくも有言実行が久しぶりにできました!お客様や患者様にうまく還元できるようにしていきます。

行方院長

2013/06/12 16:39 URL 編集返信
ドラえもんです
はじめまして、完走おめでとうございます。

おそらく文中に登場させてもらった「ドラえもん」です。
名前を出していただいたので、思わずコメントしてしまいましたv-291

ボクはこの日が初のウルトラでした、苦しさもあったけど他のランナーの方や、ボランティアの方、あたたかい声援のおかげで完走できました。

またどこかの大会でお会いしましょう。

とみだ

2013/07/04 16:46 URL 編集返信
ありがとうございました

ドラえもんさん
コメントありがとうございます。完走お疲れ様でした!

ドラえもんコスプレで初ウルトラとはすごいですね。てっきりベテランウルトラランナーかと思いました。
ラスト7㎞くらいから少しご一緒に走らせて頂きました。
他の方のブログでもお見受けしてましたよ。

またお会いしたいと思います。お元気で!



行方院長

2013/07/06 12:48 URL 編集返信
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プロフィール

行方ランニングコーチ・トレーナー・鍼灸師・ランナー  PB/Half1:22:48/Full2:59:37  7年連続飛騨高山100㎞完走

Author:行方ランニングコーチ・トレーナー・鍼灸師・ランナー  PB/Half1:22:48/Full2:59:37  7年連続飛騨高山100㎞完走
   
「自己記録の更新をした時の達成感・・・。」

「初マラソンを完走した時の充実感・・・。」



目標を持って、その目標を達成したとき

どのような気持ちでしょうか?

映画を観終わった時や、本を読み終わった時とは、また違う感動がありませんか?

マラソン(ランニング)は自分の成し遂げたこと・走ったことで自分自身が感動することができる

身近なスポーツの一つだと思います。

また、時としてそれは周りの人たちへも感動をあたえることができる素晴らしいものだと思います。

このことはレベルやカテゴリは関係ないものと、確信しています。

私もそのような経験があります。

だから、多少苦しくても走り続けるのかもしれません。


一つ大事な事は前向きに一生懸命に頑張っているかどうかではないでしょうか。

これはマラソンやスポーツに限ったことではなく、仕事や人生においても同じことがいえるのかもしれません。

その中でケガや体の不調があり、一時的に落ち込むこともあるかもしれません。
しかしリライズランニングプロジェクトは一生懸命な、前向きなあなたを応援いたします。

一緒に感動を共有しましょう。

皆様のご参加をお待ちしております。

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